一色賞創設!

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          長らくご無沙汰しておりすみません。ブログをアップする余裕がなく2か月が過ぎてしまいました。掲載したい事柄はいろいろありましたが、今回は一色先生の国際賞受賞と一色賞の創設のニュースをお伝えします。

 9月11日付の読売新聞に掲載されていましたが、イギリスにおいて喉頭に関する優れた研究をされる医師に対して一色信彦先生の名前を冠した「一色賞(Isshiki Prize)」を創設されることとなり、第1回の受賞者として一色先生が選ばれました  何度かご紹介しているかもしれませんが、一色先生は世界で初めて「喉頭枠組み手術」を開発し、現在では世界中で広くこの術式が行われています。しかも、現在進行形でまだまだ応用、発展しつつあり、単なる嗄声だけでなく、痙攣性発声障害という診断・治療ともに難しい疾患に対しても非常に有効な手術です。
 一色先生は6月末にロンドンに行って、甲状軟骨形成術について発表をしてきたとはおっしゃっていましたが、このような名誉ある賞を受賞されたことは全くおっしゃっておらず、我々も新聞でそのことを知った次第です。 先生におめでとうございますと申し上げると、照れておられました

 そのような先生と一緒に手術に携わることができるだけでも、非常に貴重な時間です。まだ当院では数えるほどしか手術に入っておられませんが、まだまだ意欲は盛んで美しい手術をされます。一色先生と田邉先生が作り上げられた「喉頭機能外科」を少しでも学び、吸収したいと考えております。
 当院では第2・第4火曜日は一色先生・田邉先生の音声外来を行っており、1・3・5週の火曜日は手術を行います。今後火曜日は音声関連の診察や手術のために、しばしば外来を制限させていただくことがあろうかと思いますが、何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。

 左の写真は、一色先生の手術を受けた韓国人のテノール歌手べー・チェチョルさんが著した「奇跡の歌」という本です。真ん中は 「声はよみがえる」 という甲状軟骨形成術と一色先生の軌跡を描いたDVDです。どちらも院内に掲示しておりますので、ご覧ください。

 

短期滞在手術研究会

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 暑い毎日が続きますね 
前の日曜日は東京まで学会発表に行って参りました

 昨年のブログにも短期滞在手術研究会のことは書きましたが、一年毎に東京と大阪交代で開催されます。今回は東京でした。
日曜日にもかかわらず80名ほどの出席があり、内容も興味深いものばかりでした。いつもなら途中でうつらうつらしてしまうのですが、今回は居眠ることもなく、無事発表も終えることができました。

 内容は短期滞在手術のためのいろいろな工夫や、麻酔科の先生のお話など、専ら手術に関係することばかりでしたが、出席されている先生方は皆積極的に医療を行おうとしておられる方々ばかりで、良い刺激を受けました

 左の写真は後の懇親会でお話しさせていただいた先生方ですが、直接の面識はなかったのですが、実はお互いがお互いのHPを閲覧していたことがわかりました。改めてネットの影響を感じました。こちらとしては当院のHPには誰がアクセスしているのか、知りたいと思うのですが、患者さんだけではなく同業の先生方も多いようです。HPで拝見した先生が実際に目の前におられると、芸能人に直接お会いしたような感覚になります。
 学会や研究会という場所は、実際のアカデミックな医療情報をアップデートできるだけではなく、我々の施設を少し客観的に見ることができる非常に有用な時間です。今後も時々学会でお休みをいただくことがありますが、何卒ご容赦ください。

日本耳鼻咽喉科学会 その2 懇親会

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 先日の日本耳鼻咽喉科学会での懇親会の様子を書こうと思います。どの学会でもマジメな討議の後には懇親会の席が用意されています。今回特に目を引いたのは、祇園一力の舞妓さん方が乾杯の後に日本舞踊を披露されたことです。左の写真は京都大学耳鼻科の伊藤壽一教授と舞妓さんを挟んで私と田村副院長(少しアルコールが入って顔が赤いですが)のワンショットです。会場には天ぷらや焼き鳥などの屋台に扮したコーナーもあり、アルコールと一緒に美味しくいただきました。学会の演題発表のようなオフィシャルな場ではなかなか聞けないようなことも、いろいろな先生方とお話しでき、しかも舞妓さんとの一緒の写真も撮ることができ、非常に貴重な時間を過ごすことができました

 今回の学会は、京都大学耳鼻咽喉科の主催でしたが、震災の影響がある中で、過去最高の演題発表があり多くの耳鼻科医が参加し、盛会となりました。今回の学会に限らず京大が主催する学会では、様々な趣向が凝らされています。過去には清水寺や平安神宮を借り切ったり、イノダコーヒーのモーニングツアー?を早朝に予定したりしたこともあったようです。伊藤教授をはじめ医局の先生方のお計らいには頭が下がります。今回の学会は、同期であり以前当院へも診療に来ていただいていた楯谷一郎先生が雑務をこなしておりホント大変そうでした お疲れ様でした

日本耳鼻咽喉科学会 その1

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 先週末はお休みをいただいて学会に出席してきました。開業してからあまり学会発表の機会はなかったのですが、今回は田村先生と私とで2題の演題を発表しました 私は当院での短期滞在手術の現況について、田村先生は後鼻神経切断術について発表しましたが、特にボロを出さずに終えることができました 他の施設の興味深い演題を聴いて勉強したり、写真のような最新の医療機器の展示場で実際に操作してみたり、非常に有意義な時間が持てました。
 
 手術法や治療法などの進化ももちろんあるのですが、この10年とくに画像診断装置や光学機器の進化が著しく、前にもブログでご紹介したような手術画像の3D化も始まっています。従来の医療機器メーカーだけではなく、panasonicなども内視鏡の3Dの機器を開発しているようで、これからますます発展してゆく領域だと思われます
 CTというのは身体の断面を詳細に写すことのできる装置ですが、当院に設置しているモリタ製作所のコンパクトなCTが徐々に増えてきているようです。このCTは被ばく量が従来のCTの約7分の1でありながら、かなり細かく撮影(最大で0.13mmスライス)可能であるというスグレモノです。しかも今回新しく開発された画像ソフトでは実際に手術で骨を削るような操作がシュミレートできる機能が加わり、手術前に実際に患者さんのCTデータを用いて手術のシュミレーションができてしまいます。 

 機器の進化の速さはますます加速しつつありますが、あくまでもそれを操るのは人間で、機械に使われることがないよう意識しなければなりません。電子カルテ導入の際に患者さんからよく指摘されたことですが、医師が機械や画面ばかり見ていて患者さんを見ていないということが起こりかねません。医療機器は診療や手術のための手段として使うべきもので、決して医療機器を使うことが目的ではないということを改めて意識したいと思います

第112回 日本耳鼻咽喉科学会総会

 皆様、ご無沙汰しておりまして申し訳ありません
 今年の花粉症はかなりキツイ方が多かったようで、外来・手術に忙殺されておりました。外来も混雑して、制限枠いっぱいになったこともあり、受診していただいた皆様にも大変ご迷惑をおかけしました
 書くべきことはいろいろありました。3月には三重大学に手術見学に行きましたし、4月は「関西みみはな治療研究会」を開催しました。その時の様子は改めて書きたいと思いますが、とりあえずは明日から3日間、京都国際会議場で京都大学耳鼻咽喉科の主催で「第112回日本耳鼻咽喉科学会総会」が行われます。第112回という回数が示すように、戦前から開催されている耳鼻科関連の学会の中でも最も大規模なものです。
 21日土曜日の15時から17時までは公開講座「加齢と耳の病気・加齢と目の病気」も開催されます。一般の方々もご参加いただけますので、宝が池周辺の散策もかねてご参加されてみてはいかがでしょうか?

 学会開催に伴い20日の午前診以外は19日~21日まで休診させていただいております。19日は、岩永所長が座長を務められ、田村副院長が「後鼻神経切断術」について発表予定です。私は20日金曜日に当院で行っている短期滞在手術についての現況を発表する予定です21日はいろいろな発表を聞いて勉強し、日常の診療や手術に役立てたいと考えております。全国からご出席される先生方との情報交換も重要です。
 また後日学会の様子などもアップしたいと思います。あまり期待せずにお待ちください

絵画の魅力

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 先日京都の大丸に買い物に行ったときに、年に一度の絵画のセールが催されていました。何の気なしに覗いてみました。正直に言えば、私は全く絵画の知識もなく自分で描くのも苦手で、美術の世界には縁遠い人間なのですが、見ているうちにどうしても気になる絵があり、購入してしまいました ミッシェルドラクロワという画家の「ツール・ド・フランス」という作品です。フランスでの一風景を描いたもので、遠くに凱旋門が描かれています。一見平和そうに見える風景ですが、ドラクロワが子供の時の記憶にある光景を描いたものであるらしく、時期的には第二次世界大戦前の暗い影が忍び寄る時代であったはずです。が、できるだけ戦争の悪影響がドラクロワに及ばないように、両親が配慮していたそうです。

 専門的な解説はできませんが、見ていてホッとする感じがします。子供さんの待合スペースの壁に掛けましたが、それだけでなんとなく広くなった感じがします 単に自分が感じているだけかもしれませんが、この時期の混雑した慌ただしい雰囲気を少しでも緩和できるものであれば嬉しいです。

 先週から花粉症を発症された方が多くなっておりますが、まだまだ本格飛散はこれからです。特に例年ですと、春分の日前後に一番ひどくなりますので、今から抗アレルギー剤の内服をされる方が良いと思います。

福井耳鼻咽喉科医会

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 岩永先生が福井の耳鼻咽喉科医会に招聘され、「鼓室形成術の実際」という演題で講演されました。私と田村副院長もパソコンの操作のお手伝いという名目で同行いたしました 1万症例を超える岩永先生の中耳手術の経験を踏まえて、実際の手術のビデオの供覧を行いました。開業医の先生だけではなく福井医大の先生方も出席され、活発な討議が行われ有意義な会となりました。討議を聴いているうちに写真を撮るのを忘れてしまったのは残念でした
 
 福井といえば、なんといっても越前ガニ 目的の半分以上はむしろこれにあったかもしれません。講演の後の懇親会を早々に抜けて、3人でカニを食べに行きました。日本人に生まれてよかったと思える瞬間です。お店の見事な仕事を見て、自分もこのようにきっちりした仕事をしなければと、気合を入れ直しました

 ところで、ずいぶんと暖かくなりつつありますが、今朝の花粉お知らせメールでは、25日からスギ花粉が大量飛散するとの予想です 薬をしっかり内服して予防に努めましょう。毎年のことですが、これからの時期は混雑してご迷惑おかけします。診察可能な上限に達した場合は、受付を終了させていただくことがあります。診察できるcapacityには限りがあることを何卒ご理解ください。よろしくお願い申し上げます。
 継続して同じ薬の処方を希望される場合は、できるだけ月・金の午後、または土曜日に2診での予約をしていただければスムースに処方箋の発行ができます。ご利用ください。

菫珈琲店

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 最近、非常に感動したことを一つ。
 山手幹線沿いの松井ヶ丘と花住坂のちょうど境目あたりに、菫珈琲店というお店があるのですが、午前診と午後診の間に昼ご飯を食べに訪れました。初めてだったのですが、写真のように磨き上げたコーヒーカップが整然と並べられてあり、非常に清潔で気持ちの良い空間でした。ピラフを頂いたのですが、非常に手がかかっておりお作りになる方の心意気を感じました。もったいなくて使えないような高価なコーヒーカップに、素晴らしく美味しいコーヒーとチョコレートケーキをいただいて、月並みな表現ですが本当に感動モノです。  甘いものは苦手な方なのですが、いただいたケーキはVan Houtenのココアのみを使ってお作りになっているとのことで、甘すぎず非常においしくいただきました。店の隅々まで良い雰囲気が感じられ、何とも言いようのない心地よい気持ちで、仕事に戻りました。 店主のご夫婦には当院へ患者さんもご紹介いただいているとの由、恐縮しましたが、このように素晴らしい仕事をされている方にご評価いただいていることは喜ばしいことです。

 とはいうものの、最近診療に時間がかかったり、混雑してばたばたしており、患者さんにはとてもこの店のように良い心持で帰っていただいてはいないのではないかと気になっております。当院で待ちつかれた方は、帰り際に菫珈琲に立ち寄って見られてはいかがでしょうか?松井山手の片隅にこんな名店があると驚かれることと思います。

花粉症に備えて

 ニュースや新聞でも盛んにスギ花粉の飛散が、今年はかなり多くなる見込みであると報道されています。確かに今年は多いであろうと思いますが、例年以上に事前に薬をほしいと来院される方が多いように感じます。 症状が出てから受診するよりは、事前に内服を開始する方が良いとは思いますが、改めて報道やインターネットなどの情報の伝わる速さが以前よりも早くなっていることを実感しました。

 花粉症の情報やインフルエンザの流行状況など、周知すべきことについては速やかに伝達されるのが、当然良いことではあると思うのですが、情報の出所がはっきりしないものについても過剰反応する危うさもあり、便利な世の中になったと思う反面、自分自身の判断基準をよりしっかり持たなければ、情報の洪水に流されてしまう脆さもあるように思えます。

 実際外来で診察していて、「鼻水が出始めたから花粉症かと思い来院した」という方が本日だけでも少なからずおられました。今の時期でなければ、鼻水が出た、という症状から、「風邪をひいてしまったかも・・・」と来院される方々も多いはずなのですが、先週からは受診される方は不思議なほど、「鼻水が出始めたから花粉症かと思って来院した」と言われます。これは報道の影響なのでしょうか?
 今のうちからマスクや花粉症グッズを買い占めておく方が良いかもしれないと思いました 空気清浄器なども今よりも値段が上がるかもしれませんね

 今はまだ、花粉症の症状を呈している方は少数で、むしろ風邪症状の方が多い状況です。ただ、遅かれ早かれ今月末までにはスギ花粉の飛散は始まるでしょう。特に2月は急に暖かくなって、風が強いときがあったりしますが、このようなときに一気にスギ花粉が飛散します。毎年ひどくなる方は今月10日前後からは抗アレルギー剤の内服を開始された方がよいでしょう。
 また、まだ本格的なスギ花粉は始まっていないので今のうちに、下鼻甲介粘膜下焼灼術 を受けておかれると楽に過ごせるでしょう。ご希望の方はまずは受診してください。

 ただし、インフルエンザも含めて未だ風邪をひく方も多数おられます。風邪か花粉症か、診断するのは意外に難しいこともあります。症状がひどい場合はご相談ください。
 なお、製薬会社さん(グラクソスミスクライン社)提供の花粉症に関する情報ページ も参考になさってください。毎朝メールで花粉の情報が配信されます。これを見ると春の花粉だけでスギ以外にもたくさんあることがわかりますね。

第12回 鼻内内視鏡実習@京大病院

002001 昨年夏にご紹介したことがありましたが、京都大学耳鼻咽喉科では年に2回鼻内内視鏡実習が行われます。昨年1月に初参加して以来、9月にもアドバンスコースに参加させていただき、この週末も参加してきました。今回は田村先生が実習を行い、私は見学させていただいておりました。

 この実習の素晴らしい点は、テキストの内容もさることながら、インストラクターの顔ぶれが日本の鼻の手術をリードする指導的立場の先生方が多数参加されることです。慈恵医大の鴻先生、昭和大学の比野平先生、三重大学の小林先生、大分医大の児玉先生、筑波大学で活躍され現在埼玉で開業されている村下先生など、エネルギッシュで脂がのっている年代の先生方の話を直に聴くことができ、非常に勉強になりました。もちろん普段から当院でも指導いただいている京都大学の中川隆之先生の指導も素晴らしく、鼻の手術の「レッスンプロ」 と称されています。

 実際の手術の局面で、視野がとりにくい部分の操作の際はどうしているか、手術機器はどのようなものを使われているか、手術後の患者さんの経過はどうかなど、学会の発表とは異なり、より本音に近い部分のお話を伺うことができ、非常に刺激を受けました。医療の現場とは少し違いますが、アカデミックな雰囲気の中でいろいろな耳鼻科医の先生方とお話しできる機会は大変貴重なものでした。今後の手術や医療にぜひとも生かしてゆきたいと考えております。

 もうそろそろ花粉症の時期に突入しますが、アレルギー性鼻炎の治療の一つとして 後鼻神経切断術 が注目されています。まだあまり知られていませんが、この手術は重症の花粉症や通年性のアレルギー性鼻炎に対して、非常に優れた治療効果が期待できる手術です。レーザー治療などと異なり、効果の持続期間も数年以上にわたります。何をしてもあまり効果がなかったような重症のアレルギーの方が適応です。今回の実習の際に、各先生方に後鼻神経切断術の効果について尋ねましたが、どの先生も、非常に効果が高いとのことでした。ある先生のデータでは、手術を受けられた患者さんがほぼ100%満足されているとのことで、非常に勇気づけられました。全身麻酔で手術を受けることに抵抗をお持ちの方もおられると思いますが、全身麻酔の方がむしろ安全ですし、当院では優秀な 美人麻酔科医の先生方 が担当しますのでそのあたりの心配は無用かと思います。いつでもご相談ください。

恐怖の大雪

025 ご無沙汰しており申し訳ありません。今更ですが、本年もよろしくお願い申し上げます。

 年が明けてから一時は外来が混み合っておりましたが、例年のごとくしばらくすると落ち着いてきます。一部の皆様にはご迷惑をおかけしましたが、先週末特別に私だけお休みをいただいて、白馬までスキーに出かけました 久しぶりのスキーは、やはり怖かったけれどもそれなりに楽しめました。ただし、初日はともかく2日目は単なる直滑降を滑るだけでも、大腿四頭筋の緊張が苦痛に感じました。学生の頃には感じなかった感覚です。身体の衰えを実感し、今年は体力回復に努めようと感じた次第です。
 
 私は子供のころから雪にはあまり縁のないところで育ったせいか、雪を見るとなんだかうれしくなってしまいます。しかし、先週末は折しもこの冬一番の寒波が到来し、写真のような状況になってしまい雪かきの大変さを初めて実感しました。最終日少し滑ってから帰路に就くつもりでしたが、朝駐車場に行くとまずどれが自分の車かわからないほどで、ホテルのスコップを借りて小一時間ほど掘り進めてようやく写真の状態までこぎつけました それだけでスキー以上に疲れてしまい、またさらに雪が降ってくる恐怖もありそのまま帰ることにしました。帰り道ワイパーが凍り始めフロントガラスの視界が悪いうえに、一面が真っ白でどこが道路の境界かがわかりづらく、非常に怖い思いをしました 初めて知ったのですが、北国用の凍らないワイパーがあるのですね。

 というわけで、今年はクリニックの仕事はもちろんですが、個人的には仕事に対する集中力や意欲を落とさないための体力回復に努めたいと思います。

 ひろしば耳鼻咽喉科としましては、今年度も当院の柱として掲げている 1)患者さん本位の医療 2)up to dateを目指した医療 3)安全かつハイレベルな医療 を追及してゆきたいと思います。今年は学会の演題発表や国際学会へも出席したり、いろんな刺激を受けたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

年末

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 更新が滞っており申し訳ありません。今年ももう残りわずかとなって参りました。毎年感じますが、この年末の慌ただしい雰囲気、すごく好きです。年末といえば「第九」がBGMとしてふさわしいですが、先日琵琶湖ホールで行われた「第九」の演奏会に招待されたので行ってきました。
 サビの部分はTVでも放映されているように聴き覚えがあるのですが、最初から最後まで通して鑑賞したのは実は初めてでした。ベートーベン特有の抑揚のひときわ強い流れに、一時は苦痛を感じるほどでしたが、やはり最後の百名以上の声楽家の方々の合唱には相当な迫力を感じました。決して耳触りの良いメロディーではないのですが、通して聴くと音楽でありながらも激しい人間の感情を「聴いた」気になり、かなり聴きごたえのあるものでした。
 ただ、私は素人ですので、演奏を聴いてどうだこうだ感じないのですが、昔テレビで見た覚えのある、所ジョージの「プリントごっこ」のCMを重ね合わせて思い出し、不謹慎ながら笑いそうになりました 

 よく考えれば音楽を鑑賞できるためのこの「耳」も、歌声を奏でられる「声」も、ともに耳鼻科で扱う領域です。直接生命にかかわる領域ではありませんが、人間生活を豊かにするための重要な器官です。その大事な器官を扱う仕事であるからこそ、耳や声で悩んでおられる方々に少しでも良い治療ができるように日々努力をしなければいけないなと、改めて感じました。

 何はともあれ、何とか無事年を越せそうです。お世話になったすべての人々に御礼申し上げます。来年もよろしくお願い申し上げます。

開店ラッシュ

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 11月末にcoco壱番が新たに開店、12月1日にはその隣にローソンが開店しました。当ビルの目の前です。移転前はフレストが目の前にあって患者さんも待ち時間の間に買い物ができたりして便利だったのですが、移転してからは買い物は少し不便を感じていました ローソンが前に来てくれるだけで何か非常に心強い感じがします。 coco壱番のカレーは、カレーがあまり好きではない私が満足できるくらい美味しいです 一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

i-pad

002 ブログの更新が滞っており申し訳ありません
 いろいろとネタはあったのですが、写真も撮れずにぐずぐずしているうちにもう2週間も経ってしまいました

 今更という感じですが、待合室にi-padを置いております。特別なソフトはインストールしていないのですが、主にネット閲覧用としておいておりますので、ご自由にお使いください。
 医療の現場では様々な使われ方をしているようですが、うちの医院でどのように利用できるか只今研究中です。病気の説明にも使えるなあと思いながら、いざ使ってみると少々わざとらしい感じもして、あまり利用できていません。そのうちビデオコンテンツなども作成してみようかと考えております。

 ところでネット上に岩永先生、田村先生、私の当院のPRを兼ねたインタビューのストリーミングムービーをyou tube上にアップしております(http://www.kyoto3387.jp/outline/intro.html) 少し恥ずかしいですが、ご覧ください。将来的には病気の説明や手術内容についても作成してみたいと思います。

B級グルメ オムライス

016 松井山手駅から京都行の直通バス(直Q京都号)が運行されるようになってから京都へ出るのが飛躍的に便利になりました。前にご紹介した四条烏丸にある一色クリニック へもこのバスを利用していくことがあります。その際に大丸の地下にある おむらハウス に必ず立ち寄って写真のようなチキンオムライスを食して帰ります。730円で見事なオムライスが味わえます。元々京大の近くの出町柳に店舗があるのですが、大丸の中に発見した時嬉しくて思わず入ってしまいました 
 先日外来で患者さんに「こないだ大丸の地下で先生を見かけました」と指摘されてしまいました。たぶんオムライスを食べにウロウロしていたところを見られたのでしょう。少し恥ずかしい思いをしました 

白馬先生宅で

201007 白馬先生宅1 前回のブログにも書きましたが、松山に学会に行った折に愛媛大学の耳鼻咽喉科講師の白馬伸洋先生宅に招かれました 愛媛大学医学部付属病院のすぐそばの閑静なたたずまいで、広い庭でのBBQを楽しみました。奥様の手料理が見事でメニューまで添えられ、ご夫婦の心を尽くされた歓待に一同ビックリ  A5クラスの愛媛牛を特別に取り寄せられ、特級の赤ワインもいただき、普段粗食の私ですが感動の涙で肉が見えないくらいの状態でした

 今回お招きいただいたのは、岩永先生と私以外に現大阪赤十字病院の和田忠彦先生、和歌山日赤の樋渡先生です。みな岩永先生に耳の手術を指導していただいた方々で、現在それぞれの病院で活躍されています。白馬先生曰く「耳の手術を受けられて聴力が改善し、補聴器が不要になる人も複数おられて、補聴器屋さんから襲われるかもしれない」とのことでした  白馬先生も昨年だけで愛媛でたくさんの耳の手術をされたとのことで、子弟の流れが脈々と受け継がれているのを目の当たりにしました。非常に刺激を受け、また有意義な時間を過ごせました。白馬先生ご夫妻に感謝いたします

 岩永先生自身の手術も私が大阪赤十字病院で指導いただいた10年ほど前に比べて更に進化しているように思います。いくつになっても向上心の持つことが大事であると改めて感じました。

第20回日本耳科学会

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107日~9日まで愛媛・松山で耳科学会が開催され、顔を出してきました。

松山は初めての訪問でしたが、明治の雰囲気を感じさせる落ち着いたたたずまいでした。道後温泉がすぐ近くなので温泉にも立ち寄ってみたかったのですが、時間がなく今回はあきらめました。

 

耳科学会では主に耳鼻科の領域の中でも耳の疾患に対しての手術や治療について討議されます。昨年の耳科学会では、当院に来ていただいている岩永先生のライブ手術が会場まで中継されて、実際の手術を大ホールの画面に映し出して質疑応答を交えながら供覧していました。ライブ手術の90分の枠で見事に美しい手術を終えられ、会場は拍手喝采でした。今年はライブ手術はありませんでしたが、3Dでの手術ビデオ供覧もありました。今後3Dは徐々に普及してゆくのでしょう。写真のように会場には手術機器や検査機器などの展示もしてあり、実際に操作してみることができます。当院に導入しているCTの展示ももちろんありました。

 

ここから以下は専門的なことですが・・・

耳の手術法についてはいろいろな方法があります。特に真珠腫性中耳炎の手術は、1)外耳道の骨を削除して病変を除去し、耳の中を広い空洞にする方法、2)その空洞を軟組織で埋めて耳の中の空間を本来の外耳道に近い形にしたり、骨パテなどを使って外耳道を再建する方法、3)外耳道を削除せずに病変を取り除く方法などがありますが、当院ではできるだけ3)の方法を取りたいと考えています。3)の方法では、一部視野が妨げられて、病変を取り除くのが難しいのですが、仕上がりは一番きれいです。現在広がりつつある手術法は術者の立場からみてやりやすい1)または2)の方法です。しかし岩永先生や我々岩永先生の門下生は、患者さんにとっては3)の方法が最善であると考えております。

学会初日の夕方に、同じく岩永先生の門下生である白馬伸洋先生(愛媛大学講師)のご自宅に招かれて、岩永先生を含めて5名で飲み明かしました。また次回に詳細を書きたいと思います。

マリアンヌ・クルーゾーの世界

マリアンヌクルーゾー ちょうどタイムリーですが、前回ブログでご紹介したマリアンヌ・クルーゾーの展覧会が、京都嵯峨芸術大学で10月10日から11月6日まで開催されるそうです。ご興味がある方は観に行かれてはいかがでしょうか?
 
 私も暇を見て是非鑑賞したいと思っております。時には右脳を刺激することも必要ですね。

絵画

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 更新がなかなかできず、申し訳ありません 
 一番左の絵画は、このたび水泳部の同窓生から戴いたお祝いです。後の二つは患者さんのKさん夫婦からお祝いとしていただいた自作の絵手紙です。移転・開院して2か月が過ぎようとしています。Kさんから戴いたのは移転してすぐだったのですが、最近ようやく落ち着いてきて院内の装飾をする余裕が出てきたので近日中に飾ろうと思います。

 水泳部から贈っていただいた絵は、選んでくれた後輩によると「マリアンヌ・クルーゾーという現地では東山魁夷くらい有名なフランス人画家の絵」らしいです 複数候補の絵を見せられたのですが、夢に向かって飛ぶ鳥のイメージが気に入り、この絵にしてもらいました。
 真ん中と右の絵は、Kさん夫婦の力作です。Kさん夫婦はいつも一緒のおしどり夫婦です。二人で絵手紙の教室も開いておられ、ご年配(失礼!)ですが忙しい毎日を送っておられます。絵手紙も数々の賞を受賞されるくらい評価が高いそうです 
 毎日これらの絵を見ながら仕事ができるのは実に楽しみです 本当にありがとうございました。

 ちなみに私はといえば、学生時代病理組織のスケッチをするのも苦手で、いつも評価はA、B,CのうちのCだったくらい絵を描くのは苦手でした 

水泳部OB会

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 1ヶ月前にさかのぼります。もう今では元水泳部というのも恥ずかしい位に体力も落ち、オヤジ化している私ですが、年に一度のOB会にはできるだけ出席しています。今年のOB会は特別なもので、私の3学年上の先輩である羽賀博典先生がこのたび臨床病理学の教授に就任されたお祝いを兼ねたものでした。学生時代から優秀で落ち着いておられた先輩で、何事にも一生懸命で水泳においても良い記録を残されています。今回就任祝いの席で昔の写真などを引っ張り出して皆でスライドを作り、京大医学部構内の「稲盛・山内ホール」で楽しみました 私が学生時代に顧問を担当していただいた元小児科教授を筆頭にご年配の先生方もお見えになり、最近のOB会ではなかなか集まらない顔ぶれの方々が集まっていただき、羽賀先生の人望の厚さがうかがえました。

 その羽賀先生の講演で印象に残ったのが、あるテーマに皆で取り組もうとするときに、初めはいろんな点で不足があっても、不思議なくらいにいつの間にか適材適所でそれぞれの人が集まり、それぞれの仕事を受け持ってくれるようになっているという点でした。実は今のひろしば耳鼻咽喉科でも同じようなことが起こっているのです。岩永先生や田村先生、麻酔科の先生方をはじめ、看護師さんやスタッフ、清掃業務を担当していただく方々、医療機器や家具などを調達してくれる業者の方々、当院へ患者さんを紹介していただける耳鼻科の先生方など、不思議な求心力でもって今の状態を形作ってくれています。もちろんまだ十分でないところもありますが、偶然が偶然を呼ぶような巡りあわせには何かの意思を感じずにはいられません。ますます私自身が向上しなければと思った次第です。

 世の中には理屈で説明できないような不思議がありますね

 
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