医療法人顕夢会京都耳鼻咽喉音聲手術医院

ナースだより創刊号 お子様の手術について

ためし

今年の8月で京都みみはな手術センターは開設7年になります。耳の手術を幼稚園の時に受けた患者様は、先日外来受診され立派な野球少年に成長されており我が子のように嬉しい思いでした。私達看護師スタッフも子供さんの成長に負けないよう勉強していきます。

今回は手術が決まってからのお子様、親御様の不安を少しでも軽くしたいという思いから手術までの流れを具体的にご説明致します。

日程の調整

  1. 1泊2日全身麻酔での手術の為幼稚園、保育園、小学校、習い事(水泳、サッカー、等)ご家族の仕事の休みなど細かく相談し手術日を決めています。実際にはやはり夏休み、春休みのご希望方が多い状態です。
  2. 手術前検査
    京都みみはな手術センター開設当時は小学生以下のお子様は近医の小児科での検査を行っていました。現在は特に遠方の方は初診の当日でも当院ですべての検査をさせて頂いております。この時に全身麻酔をかけても大丈夫かな?と様々は判断をし医師、麻酔科とコンサルトし安全安楽に手術ができるようチームで調整しています。お子様の入院手術は親御様の不安、心配を計り知れません。私の子供も20年前に全身麻酔で中耳炎の手術を受けましたが、仕事を辞めようかと悩んだことを思い出します。
    手術前の準備、費用について手術後の痛みの程度、付き添い、手術後の生活、通院についてなど詳しくご説明しています。
  3. 医師からの手術説明・入院説明
    手術日の約2週間前に医師より、ご病気について、手術についての説明を約20~30分かけて行います。医師からの説明後、不安や疑問点がある患者様へはしっかりと耳を傾けて納得するまで対応したいと思っています。

詳しくは当院ホームページ入院手術の手引きについてのメニューに掲載しています。

今回は手術までの流れをご紹介いたいしました。次回のナースだよりでは1番心配されている手術当日のこと、手術後のフォローアップについて、当直中のお子様との楽しいエピソードを交えてご紹介させていただきたいと思っています。

おすすめ記事

モバイルバージョンを終了