ナビゲーションシステム

ナビゲーションシステムを使った副鼻腔炎の手術

荻野です。7月初旬になりますが、耳鼻咽喉科短期滞在手術研究会のランチョンセミナーで、「ナビゲーションを使用したショートステイサージャリー」という題で講演をさせていただきました。 日頃から手術に積極的に取り組まれている耳鼻咽喉科の先生方を前に話をするのは大変緊張しましたが、ナビゲーションの実際の使い方、運用、重要性などについて話させていただきました。 内視鏡下副鼻腔手術 (Endos […]

小児の鼻づまり・鼻閉について

小児の鼻閉(鼻づまり)改善手術

薬が効かない重症のアレルギー性鼻炎の子どもへの手術治療に関して、今回は当院で行っている鼻閉(鼻づまり)改善手術についてまとめましたのでブログで紹介します。 アレルギー性鼻炎に対する治療は薬を内服して症状を抑える方法が広く行われていますが、 くしゃみ・鼻みず・鼻づまりといった症状のうち、「鼻づまり」(鼻閉)は薬が効きづらい症状です。子どもの鼻づまりは成長障害、睡眠障害、学力低下などを […]

鼻の内視鏡手術の現況

2010年8月に手術センターを開設してから、6年7か月が経ち、手術室で手術をうけられた患者さんの数は耳、鼻、のどをあわせて2600名を超えました。このうち、鼻の内視鏡手術をうけられた方は約1250名、多くの方が一度にいくつかの手術を同時にうけられますので手術件数としては3000件を超え、年々増加傾向にあります。過去6年間の鼻内視鏡手術の手術件数を表にまとめてみました。2016年は2 […]

3D内視鏡を使った鼻の手術

荻野です。今回は以前のブログ投稿でもお話していました3D内視鏡について少し話をさせていただきます。 2017年から、当院の内視鏡下鼻内手術の次元を2次元(2D)から3次元(3D)に変えました。 鼻の内視鏡手術というのは世界中で99%以上が2次元、つまり普通のビデオカメラと同じような方法で見ながら行っています。その当たり前であった方法を変えたというわけです。 副鼻腔は複雑な立体構造を […]

手術室にて3D内視鏡のデモンストレーション

最近のテクノロジーの進歩は目覚ましく、久しぶりにヨドバシカメラなどに行くと、様々な電化製品やIT機器が並んでいます。医療機器の進歩も同様で、最近話題になった手術支援機器ダビンチのことも耳にされたことがあるでしょう。当院でも手術センター開設以来、コーンビームCT、手術用顕微鏡や内視鏡に加え、手術用ナビゲーションシステムや麻酔の深度を見るBISモニター、あるいは診察用の特殊なファイバー […]